+ M E M O +
更新
うだるような暑さの日が続いております。皆様いかがお過ごしでしょうか。
『cock-and-bull……¡』の17話を更新しております。
いよいよ話が動き出し……? の前の、各々の様子や細々としたやり取りなど幕間のような感じになってます。
宜しくお願い致します。
投稿サイトには金曜の深夜に転載予定です。
このサイト含めて、読んでいらっしゃる方がいますように……!
現在、八月末の投稿サイト(ムーンさん)の企画に参加したいなぁと誘惑に負けそうになっている自分と、いやいや連載作品を完結させようよ??公募は??との冷静な自分が戦っております。
緩やかな更新速度となりますが、何卒宜しくお願い致します。
八月はもう少し頑張れると良いです。
2022/8/2(Tue)
更新と二度目のお詫びです……。※重要なお詫び追記有。
こんにちは。暑い日が続いておりますね。
西瓜やアイスが美味しい季節になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて先程『cock and bull……¡』の15話と16話を更新致しました。
また先日に続き重ねてお詫び申し上げます。先日あげた『最後の女優』へのリンクが正しく貼れて折らず、読めない状態になっておりました。
現在は修正しております。
ご迷惑をおかけ致しました。この場を持ってお詫び申し上げます。
なお今回、注意描写のある作品の目次及び各頁に注意書き等と追加致しました。描写のある話には★印がついております。苦手な方は参考になさって下さればと!
※下記、”※――――※”まで『cock and bull……¡』の最新話のネタバレを少々含みます。
さて、『cock~』の14、15話や16話最後では色々……あれですね。冒頭の不穏なワードや意味深長な描写をさらっと(?)補完してます。
主題がミステリーや冒険・ファンタジー小説の類いではないので、なるべくわかりやすく、読んでいる方に察して貰えるように最初から書いたつもりなのですが……。
筆力が足りず、うまく伝わってるのか不安です。塩梅が難しい……!
※――――※
本作はジャンル的にはTLなのかな……??くらいのふんわり意識で書いてます。
ですので、ある程度読者を意識した描写を入れねば!と頑張りましたが、一度目のそれっぽいシーンはいかがだったでしょうか?
反応がほとんど見えない世界なので怖いです。不快感を感じさせてしまっていたり、がっかりさせてしまいましたら申し訳ありません。完全に島田の力不足です。
ところで最近改めて、本当にTLジャンルに向いてない……難しいよ……と思う事が増えました。
このジャンルはヒーローの格好良さとヒロインへの共感が重要視され、加えてある程度ドキドキするシーンを交えつつ、緩急のあるお話の面白さが人気に繋がるのかな?と思ってます。
人気まではいかずとも、需要はそこなのかなと思っているのですが……
拙作はどこに格好良いヒーローが居るんだろう……?共感できるヒロイン……???(面倒くさい二人なら居る)
ドキドキするシーンも緩急のあるストーリーも……『これ、ドキドキして貰える?? ときめきって何?? 緩急……ないですね。どうしよう?』という感じで。
そもそも小説って……? 島田が書いているものは何……?
という宇宙猫状態です。
読者を意識して書けば書くほどわからなくなる。
奥深い世界です。執筆は楽しいですが!
さてさて長くなりました。
まだもう少し『cock and bull……¡』の話は続きます。
他作品も執筆中です。
ゆっくりの更新で大変申し訳ありませんが、何卒お付き合い頂ければ幸いです。
それではまた近く更新出来るよう頑張ります!
拍手やご感想などもお時間あり、気が向きましたら何卒。
皆様もどうか、健康には気を付けてお過ごし下さいませ。
追記
文章の誤りや誤字脱字等の修正をしました。また、悪魔イグニドの名前なのですが、フルネームを記載する時点になり、重要な過ちと勘違いに気付きました。また名前がよくある名ではない事や好きな作品のキャラとも被ってしまう為、大変申し訳ないのですが名前をナールに変更しております。
こちらもちょっと変わった名前なのですが、何卒宜しくお願い致します。
また転載は今週中にムーンさんへする予定です。
宜しくお願い致します。
2022/7/24(Sun)
お詫び
先程『cock and bull……¡』の14話を更新しました。
また大変申し訳ありません。
Web拍手の画像呼び出しが一部出来ておらず、更に本編がR18の番外SS等をお礼画面にしているWeb拍手(R)に至っては当方のミスで画像が正しく表示されず、エラーページに繋がる仕様になっておりました。
現在は修正しております。ご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。
いやあの……R18の方の拍手『しばらく無いなぁ~更新が遅いから忘れられてしまったか……仕方ないよなぁ。むしろ全年齢の方で拍手して下さる方がいることが奇跡。有り難い……!しかし誠に実在するのかな?』くらいに思ってました。
本当に申し訳ありませんでした。
さて、謝罪が重ならないように執筆してきます。思ったよりも15話が長くなりそうです。
ところで大人向けのシーン、未だに執筆や公開が気恥ずかしく、赤面したり、職人のように真顔になったり、(島田とキャラの不甲斐なさに)ツッコミを入れたり、推敲時に再び(様々な羞恥で)赤面したりしながら書いてます。
未だに苦手意識が……。
長くなりました。明後日にはあげられるよう頑張ります!
2022/7/23(Sat)
連続更新予定です
こんばんは。
先程、『cock and bull……¡』の13話を更新しました。
14話は明後日、15話(もしかしたら15、16話になるかもです)は日曜日か来週月曜日に更新予定です。お待たせしてしまい申し訳ありません。
手動更新なので忘れないよう気を付けます。
他投稿サイトへは15話の更新が終わり次第、転載予定です。
取り急ぎ、予定のみで失礼致します。15話を更新しましたら、また雑記でも少し書かせて頂きます。あ!15話でようやく……それっぽい大人向けなシーンです。苦手な方は読み飛ばして頂ければと!
ではでは失礼致します。皆様もどうか健康には気を付けてお過ごし下さい。
2022/7/21(Thu)
雑記
こんばんは。皆様いかがお過ごしでしょうか?
いつも拍手ありがとうございます。
更新が滞っており本当に申し訳ありません。7月中の更新を目指して執筆中です。
頑張ります!
2022/7/20(Wed)
近況
こんばんは。
更新が遅れており大変申し訳ありません。
執筆状況と致しましては
『cock and bull……』はあと少しで恐らく二~三話連続更新。次回更新は2万字弱程度の予定です。
ひたすら食べる新作は完成までもう少し先になりそうです。連作的な感じになるかもです。
他の作品も少しずつ進めております。
また公募も少しずつ。先日は短編を懲りずに応募してきました。(こちらは前作にも増して反省点の多い作品!試行錯誤の跡という感じです。)
短編は選外の結果が出次第、こちらに載せる予定です。今回は規定におさめられたので個人的には及第点です。
そう言えば先日、また一つ歳を取りました。もうちょっと長生きしたいので(苦笑)決意新たにこれからも頑張ります。
皆様もどうかお体を大事にしてお過ごし下さいませ。
2022/6/19(Sun)
更新について
こんばんは。更新が滞っており大変申し訳ありません。そしてそんな中、拍手ありがとうございます。
実は年明け頃からとうとう体がどうにもならなくなってしまい、しばらくの間入院しておりました。
本当に沢山の方々に手を尽くして貰い、ものすごくお世話になり……申し訳なさと感謝でいっぱいです。
とりあえず今後の人生はいよいよ『無理、絶対ダメ』との言葉を噛みしめて生きないと、短くなってしまいそうなので気を付けます。肝に銘じます。
改めましてですが、この場を借りて医療関係者の方々には感謝と謝罪を申し上げます。
看護師さんも理学療法士さんもめちゃくちゃ親切で、優しくて…… また島田の倍は人生経験のあるお姉様方やお医者様には『若いのにねぇ。若いから大丈夫だよ、頑張って』と応援して下さって……
その節は本当に本当にありがとうございました!看護師さん始め医療関係者の皆様、お姉様方のご健康を祈っております。
(誤解が無いように言いますと島田は全く若くはないです。お姉様方から見たら愚かな若造という感じです)
色々あり更新が遅れ、次回更新の明確な時期も申し上げられずに大変申し訳ありません。次回『cock~』は話の流れから二話同時更新の予定です。
また『過ちて~』の第二部や『幼馴染みは~』も執筆中です。『過ちて~』は参考にさせて頂いた国の一つが大変な状況なだけに、楽しいお話を描いて良いのか色々と迷ってます。
感染症の流行ばかりでなく、心痛む出来事も続いております。世界に平和が訪れる事を祈るばかりです。
皆様もどうかお身体にはくれぐれも気を付けてお過ごし下さいませ。
2022/4/16(Sat)
バレンタインrkgk&SSS 更新しております。
こんばんは。皆様いかがお過ごしでしょうか。
タイトルの通り、バレンタインrkgkと『過ちて、改めざる是を何と謂う』のバレンタインSSS(完全な作者本人による二次創作)を追加しております。
体があまり良くなくて……きちんとした絵はもう描けませんね(苦笑)モチベーションと時間だけは人生一、二を争うほどあるのに(笑)皮肉なものです。
これからは小説を絵の分まで書いていきたいです。
更新分、少しずつですが執筆しております。
頑張るしかないので頑張ります!
皆様もどうか健康第一にお過ごし下さいませ。
2022/2/15(Tue)
短編更新しています。
こんにちは。大変な状況が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
医療従事者の方々はじめ、多くの人々に支えられている社会なのだなぁと改めて感じております。感謝です。
さて、まずはいつも拍手ありがとうございます。
先日、昨年ちらっとお話しした短編を追加しました。全年齢、ジャンル不明な1万字少しの短編です。
至らぬ点が多く、反省点だらけの短編ですがお時間ありましたらどうぞ。
ちなみにストーリー重視では無く、いくつかの技巧的なあれこれや構成的な物のを試みた結果の作品だったりします。
見事に失敗しているんですが(笑)!(しかも公募用なのにテーマがブレブレ。文章力は元から無いのは仕方ないものの、規定枚数オーバーは流石に島田の能力の低さを改めて実感しました。かなり反省してます。)
テーマの一つは『ミステリーをいかに他ジャンル・ストーリーの主軸以外に組み込めるか。組み込み方の模索』です。
苦戦したので、最初から真相に気付いて読んでくれると嬉しいなぁと思ってます。
いつか機会があれば、どの程度の感じで読んだのか感想や感覚?を聞いてみたいですね。
読後の感想が『やっぱり!でも面白かった』になるにはまだまだまだまだ力不足感が否めず。シーンの切り貼りで意味不明な感じの今作となりましたが、次回に期待しながら『伸びしろある!』と読んで頂ければ幸いです。(どんな楽しみ方?)
短編はカクヨムさんとエブリスタさんにも今晩八時に投稿予約しております。
凄く恥ずかしいですね。自分のサイトでも大分恥ずかしいのですが、より多くの人の目に触れると思うと(10人くらい?)……羞恥で転がりたくなります。未熟な作品を読ませてしまってすまない感が……。
それではこの辺りで。もう少しで『cock~』の方が更新出来そうなので頑張ります。
皆様もどうか暖かくしてお過ごし下さい。花粉にも気を付けて下さいね!
2022/2/5(Sat)
『cock-and-bull……¡』の裏話&設定など①
こんにちは。再び感染症が拡大し、大変な状況で生活されている方も多いかと思います。まずは医療従事者の方々に感謝申し上げます。
さて皆様いかがお過ごしでしょうか。拍手、いつもありがとうございます!
今回は題名の通り、『cock-and-bull……¡』の裏話&設定などを少し話させて頂こうかなと思います。
本来ならば本編や完結してから公開すべきなのですが……。(すみません、自己満足です)
備忘録的なメモです。長いです。
今後、本編でも多少触れますので世界設定やキャラの性格のネタバレが苦手な方は読まないことをおすすめします。
大筋にはあまり関係ありません。
▸世界設定について
時代的には割と現代に近く、エネルギーの一つとして魔法がある十九世紀終わり~二十世紀中頃位のつもりで書いています。(前にもお話ししたかもですね!)
飲酒は十六から、喫煙は十八から。年は数えで無く、成人は十八のつもりで書いてます。
基本的にきちんとしたものではありませんが戸籍制度もあり、役所や商会、簡素な銀行もあります。
学校は欧州のいくつかの国を参考に、初等学校六年制、中等学校三年制度(義務教育終了)、高等学校二年、高等専門学校・職業学校等三年又は大学四年 位のゆるめの設定です。
一般人や貴族は高等学校出が一般的で、職業学校や大学に行くのは比較的裕福な商人や庶民です。
エリスやノア達のように地方の一般人は中学あるいは高校卒業後、家業を継いだり、就職を決めます。家業のみ中学在学中に継げる、という裏設定の為にSSでノアはサラに「雇えない!」と言われてます(笑)
▸キャラ設定について
まずカルロ、ジーニアス、ノアは血の繋がった三兄弟です。この手のファンタジーではあまり見かけないのかもしれませんが、両親も同じです。
因みにサラとエリス、ノアの三人は血の繋がりが全くありません。
サラとノアの関係性はざっくり本編で触れてますが、思えばエリスとサラの関係はあまり描いてませんね。
エリスは遺児です。両親はサラの両親ハンナとブルーノの知人で、二人はエリスが生まれて間もなく相次いで亡くなっています。両親は貴族でも何でも無い一般人らしく、詳細は二人も知らない。ふんわり設定です(苦笑)
時系列的にノアを預かる前にエリスはローエ家に来ています。考えるとすごいですね。ハンナもブルーノも面倒見が良いキャラではあるのですが、幼い子供三人……育てるの大変だっただろうなぁ(小並感)
下記はサラとカルロ、ジーニアスについて。年齢はエリスとノア再会時点。完全な蛇足です。
○サラ・ローエル・オルコット(村ではサラ・ローエ)(29)
現オルコット侯爵の六番目の弟ブルーノと伯爵家長女ハンナの一人娘。父の死後、9歳でオルコット家に代々伝わる特殊家業を継ぐが、十九歳の時のとある出来事から王家(主にカルロ)に不信を抱くようになる。
またカルロの様々な(サラの日常を制限する)動向は周知しており、腹立たしく思う一方で、複雑な気持ちに日々悩まされている。
現在はオルコット家からの支援と内職、農業、家業を継いでいるという名目での賞与で細々と暮らす。
本編では激昂したり、口うるさくエリスやノアに姉ぶる描写しか描けてません。
また肩書きだけ見れば、働かずに役職の名前と親戚からの援助で生活している訳ですから……誤解されそうな役所です。
ですがこれ、全部元凶はカルロです。
自由に働けなくなってしまったのも、オルコット家からの援助に頼らざねばならないのも、もちろん行き遅れたのも。ブルーノの死も発端はカルロです。
カルロ本人は自覚し、大きな罪悪感も持っています。但し周りを止めるほどの力がまだ無いのが現状。そのくせサラへの気持ちを諦める事が出来ない甘えたなので、作者としても何故こんな不器用でやばい人間を創ってしまったのだろう……と時々頭を抱えたくなります。
カルロの真意はサラも薄々気付いており、心の底では憎んでいません。ですが主である以上、もっとしっかりして欲しいという苛立ちは持っています。
カルロの能力を認め、信頼していたからこそ。彼を愛していたからこそ、彼女は自分なんかにこだわるカルロを腹立たしく思っている。
また自制心や仕事への責任感から恋心を捨てようとも葛藤しています。結果、二人の関係はかなりこじれてます。
ヒステリックな義姉みたくとらえられて無いと良いなぁと思い、『present』を書いてます。彼女は物語一、強く、面倒見が良く、不憫で、幸せになって欲しい女性です。
思えばサラとカルロの関係はエリスとノアの関係に似ていますね!
性格が違うのでこちらはかなり雲行きが怪しいですが……。この二人の話も考えているのでいつか書きたいです。
○カルロ・ファン・デル・ライ(28)
この国の第一王子。作中どころか、島田の作品群の中で一二を争うヘタレヤンデレ……に見えるアホのk……いえ、少年のような青年です。
彼自身は三兄弟の中では一番平凡(?)です。
別に優秀で無い訳でもないのですが、学問としての知識や交渉術に長けるジーニアスや、学習能力が高く人好きのする印象のノアに比べると、彼は凡庸に見えてしまう。
見た目はノアによく似ており、かなりの美形です。地位も名誉もあります。
ただ自己肯定感が恐ろしく低い。それは優秀な次弟に崇拝までの対象にされてしまっていること、年の離れた弟の才能を見抜いていること、自分の能力以上に周りから期待されて育ったこと、次期国王が長男とは限らないこと……様々な原因からです。
裏を返せば、真面目で責任感が強く、自分や周りに何が足りないか把握しどうにか打開したいと思い続けているからなのですが、それを指摘し支えてくれる相手はもういません。
弟達を深く愛していることも、彼の性格をこのようにさせてしまった要因の一つでもあるのが皮肉なところ。
一方で三兄弟の中で一番単純で真っ直ぐな性格です。駆け引きなどが苦手で良く言えば純朴、悪く言うと不器用で騙されやすい。三兄弟の中では一番明るく社交的、交友関係も広いですが、性的な話や恋愛の話は苦手です。あと少しお調子者です。
サラ(思い人)への気持ちの重さと言い、性格や気質はジーニアスよりもノアに似ています。
サラへの諸々のことですが、当初(十代前半)に少々強引で認識の甘い行動を取ったところはあったと思うのですが、決して悪意はありません。
またサラに身の危険が及んでしまっている事や、(周りを危険にさらすので)勤務や人間関係を制限しなければならない事はカルロが元凶であっても、直接的に彼が邪魔している訳ではありません。
(外堀を埋めようと思って邪魔しているのはサラのお見合いだけ、それも事件当時までで現在はしていません)
オルコット家の援助や役職報酬も贖罪やサラの生活を思っての事なのですが……めちゃくちゃ裏目に出てます(苦笑)
全ては敵対する勢力や忖度する周りの人間が原因ではありますが、原因となる種をまいたのは愚かな自分。
愛する人を縛り沢山傷つけても尚、断ちきれないカルロの想いと彼の性格、取り巻く環境、サラの性格。どこか一つでも違えば、きっともっと違っただろうなぁと思います。
サラとカルロ、二人の話を書くとしたら『誓い』が一つのテーマとなると思います。
○ジーニアス・ファン・デル・ライ(27)
兄を崇拝に近いまでに尊敬し、支えるのがジーニアスです。
優秀でやや几帳面、本の虫という事以外は三兄弟の中で一番、王族っぽい、王家としての自覚を持った人間だと思っています。
己の地位や名誉、能力を自覚し、自信もあります。また民を守り国を統治していく為には己の感情や欲望など一切捨てるべきだと信じて疑わない。
己を筆頭に、多のために個を切り捨てられるのがジーニアスです。
ただ冷酷な訳ではありません。出来れば一人一人の感情を大切にし、尊重し合い国を統べるのが望ましいとは思っています。本質的な部分ではカルロやノアに似ています。
ただ彼は絶対的な効率主義なので、時間などの労力と効果を損得勘定でみます。誰かの何かを救えたとしても、そこに時間や労力がかかるならば無駄だと捨て置く。
多分、思考回路が不器用なのだと思います。判断基準においてはカルロ以上に単純明確。
理想を掲げつつ、現実はそうもいかないことを母とノアのことから早々に学び取ったのがジーニアスです。両親の死で彼の傾向性は益々偏向してしまいました。
実は恋愛感情抜きでの女性経験があるのも彼だけです。王族の務めだと割り切り、閨指南を受けてます。(カルロは素直に拒否。ノアは適当な理由を付けて拒否)
両親が自由で新しいものを受け入れる気質であったため、帝王学や閨指南等は必須ではなかったのですが、『周りからなめられたくない。うるさく言う奴らを黙らす』と受けてます。
とやかく言う者はいつの時代も居る訳で。三兄弟全員が拒絶……という訳にはいかなかったのでは無いかなぁと。
恋愛感情や性欲、出世欲、食欲……諸々の欲が抜け落ちてしまった代わりに、兄への尊敬の念と弟への愛情、知識欲に全振りしてしまっています。
ノアへの仕打ちも実は彼の予想外の出来事で、ノアを苦しみから解放する為に必死に説得しています。
家族への愛情が深い為に、両親を死へ追いやった者を強く憎んでいます。
効率主義、損得が判断基準と言いつつ両親の復讐を考えている当たり、彼もノアやカルロの兄弟ですね。
置かれた環境と頭の良さからこのような性格になってしまいましたが、愛情深く優しい性格なのと、割と自らの身を顧みない点は共通しています。
とある出来事から兄を尊敬し、王になるべきだと強く思っています。自分は王の器で無い。適性が違う、と。
ただ他者の感情の機微をとらえるのは苦手。あくまで積み重なったデータから、駆け引きや交渉が巧みであるだけです。
几帳面ではありますが、たまにジョークを言います。ユーモアもある人物なのですが、普段があまりに真面目なために気付かれません。
――――――――――――――――――
長くなりました(;゚ロ゚)!
ここまで読んで下さった方、いらっしゃるのだろうか……?(自分でも引くレベル)
ありがとうございました!
2022/1/15(Sat)